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伯父さんから聞いた話です。

私の伯父さんは昔、東京でタクシーの運転手をしていました。。

伯父さんは体格もよく、心霊現象などは信じていなかったそうです。それは今でも変わっていません。

ただ一度だけ怖い思いをしたそうです。

以下伯父さん曰く、
タクシーの仕事で深夜お客さんを乗せて走っていた。そして、降ろした所が青山墓地の近くだった。

そのまま青山墓地の前を車で走っていると、入り口の前に人が立って手を振っているのに気付きました。

「ラッキーだな」と思いつつ近ずくと、
それは日本髪を結った女の人で、真冬の寒い日にもかかわらず浴衣を着て、下駄を履き、雨も降ってないのに番傘をさしていました。

そして、「おいで、おいで」という風に手招きをしていました。伯父さんは、その場に合わぬ女の人の異様な雰囲気に顔が真っ青になり、あわてて逃げたそうです。

今でも「髪型や服の色や模様まではっきり思い出せるけど、顔だけは思い出せない」と言い、
「当時あの辺は暗かったのに女の人だけクッキリ浮かびあがる様に見えた」とも言っていました。

私が「幽霊じゃないの?」と聞くと、

「どうかなぁ。でも、あの辺には旅館みたいなのは無かったし・・・・」

以上です。