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国民的アニメである“サザエさん”
オープニングでは日本各地の観光地をサザエさんが紹介するという構成になっている。

一つの県で半年、季節に応じて内容が変わる。

このオープニングに採用されるには、各都道府県から立候補を受け、審査された上で決定される。

しかしこの審査、都道府県が“協力費”と呼ばれる金額の大きさが審査の重要なポイントになっていることを皆さんご存じだろうか。

ではいったいどれほどの金額であの枠を使うことが出来るのか。

2013年現在の平均金額はおよそ800万円前後と言われている。

一見高いように見えるが、サザエさんのやっている日曜日の6時半(一部地域を除く)に同じ尺で広告を出すと9600万円程かかるのでだいぶお得なのだ。

しかし、その経済効果を見越し、早くから1000万円を超える協力費を提示しているのにもかかわらず全く採用にならない県がある。県名は伏せるが、その県はあまりに観光地がなく、見栄えのしないという理由で過去30回に渡り見送られているのだ。

あまりに採用にならないので、その県は独自にアニメーション制作会社に依頼をし、サザエさんオープニング風のデモを制作。

立候補時に一緒に提案をしたがあえなく不採用となった。

そのデモテープを見た関係者の感想は
「終始砂漠にサザエさんがいるような感じ。見ようによっては遭難に見える。この県にはここしか見所がないのかと思うと悲しくなった」
というものだった。

事実ならばその幻のデモテープを見てみたいものだ。