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ある子ども連れの夫婦が海水浴を楽しんでいた。

子どもの胸ぐらいの深さほどのところで遊んでいたとき、婦人は冗談で溺れている真似をした。

するとけたたましい笛の音とともに、海岸にいたライフセーバーが慌てた様子でこちらに向かってくる。

夫婦は驚き「溺れてませんよー!!冗談ですよ!!」というが、ライフセーバーはかまわず突き進む。

これは冗談が過ぎて怒られるのかな?と思い、ライフセーバーが目の前まで来たとき、
「溺れてないですよ!すいません!」といったところ、「あんたらじゃない!どいて!」と、二人をはねのけ、後ろにいた自分の子どもを抱え上げた。

すぐさま、浜辺に子どもをあげ、人工呼吸を始め水を吐かせた。

一瞬のことで訳がわからない夫婦。直前まで子どもは平気そうだったのだが…
後でライフセーバーに聞いた話だが、一般的に溺れている人はあまり暴れず、うつろな目をして静かに水面で浮き沈みしていることが多いらしい。

溺れているときは、呼吸を優先するため声も出せないのだそうだ。

都市伝説というかほぼ実話だけど、海水浴をする人の警鐘の意味も込めて。