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皆さんは最近昆虫採集に行ったことはあるだろうか。

少年時代にはよく行ったという人は多いと思う。楽しかった子ども時代の良い思い出だろう。

ところが最近になり、昆虫採集をした人たちからある奇妙な報告が増えている。

「葉の先にバッタが止まっているのを見つけ捕まえようとしたら死んでいる状態だった。」
「葉という葉の先にバッタがとまっているのだが、どれも一様に首がない状態で死んでいる。辺り一面その状態で不気味だった。」
という物である。

実はこの不思議な死は、“エモントファガグリリ”という糸状菌に犯されたバッタに見られる現象で、この菌に犯されたバッタは早朝ゆっくりと植物の上の方に登りやがて茎を抱きかかえ夕方までに死に至るという。

詳しいメカニズムは解明されておらず、なぜ高い葉のてっぺんに登るのかはわからないのだそうだ。

この不思議な死に方は近年急速に広まっているという。
生態系に異常が起きているのは確かだ。

だが、話はここにとどまらない。
じつはこの昆虫の不思議な死と、全く同じ勢いでここ最近増えているものがある。
それは飛び降り自殺の件数だ。昭和50年代からすると平成20年にはおよそ10倍以上増えている。

一部の学者は“エモントファガグリリ”が人間に及ぼす影響を真剣に疑っているらしい。
あなたも突然、高いところに登ってみたくなったらご用心…