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僕の行着けのブルースバーで夏に怖い話大会をした時に聞いた話。 

霊感の強いK子さんが彼氏と一緒に大阪の淀川の堤防沿いの道で車を停めてお話をしていた時の事。

助手席に座っていたK子さんがふと彼氏の方に目をやると運転席側の窓ガラス越しにものすごい形相の男性がこちらを覗き込んでいました。

「これはやばい!なんかさ
れる!」と直感したK子さんが彼氏に「車を出して」と言ったと同時にその顔は消えました。 

彼が訳が分からずエンジンをかけようとすると何故かかからず、彼氏はK子さんに

「なんか車、揺れてない?」と聞いてきました。

思わず後ろを振り向くと上半身だけの男がトラ
ンクを両手で押さえてすごい顔でゆっくりと車を揺らしてました。 

次の瞬間、その男の霊は一瞬で前に移動して、今度はボンネットの上に身体を乗り上げて てフロントガラスを叩きはじめました。

彼氏は何もみえないのに、いきなりガラスがドンド
ンと音を立てたのでさすがにビックリしてとっさに再度エンジンをかけたら今度はかかりました。 

とにかく明るいところへ出ようと彼氏は車を猛スピードで走らせましたが、そんなに知ら 
ない場所でもないのに道に迷い、暗い工場地帯の方にばかり進んでしまいます。

おかしいと思ってもう一度後ろを見たら、トランクのところの端に「捉まっている手」が見えました。

やっとのことでガストに着き、ちょうど駐車場に人が数人いたので、そこで車を飛
び降りて店に入り、自分たちの車が見える窓際の席に座って時間をつぶしました。 

一時間くらいした時、自分たちの横に止めていた家族連れが店を出るためレジのところに 
行きました。

するとK子さんは背後から「お前らは許してやる・・」という声が聞えました。

とっさに車の方に目をやるとさっきの家族連れが、車に乗り込むところでした。

子供
の一人がワゴン車のスライドドアを開けたらなんとその後部座席に「その男」が座ってこちらを見ていました。 

その時は下半身もあり全身が血だらけでこちらのほうをじっと見ていたそうです。