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小学校時代、塾に通っていたんだが道中かなり暗い道があった。 
時間はそこまで遅くない(夕方6時前後)んだが、街灯が極端に少なくなる場所があったんだ。 怖いなーと思いながらいつもチャリで全速力で通り過ぎてたんだ。


で、その道には途中に団地があるんだが団地内正面玄関?には公園があって、 
そっちを表とすると自分が通るのはまったくの逆。裏側だったんだ。 

ある日、いつも通りにチャリで通り抜けようとするとボールが転がってきたんだ。 
ポーンポーンって感じではずみながら。 
凄く近くで女の子の「取って」って声が聞こえてから記憶がない。

一瞬、公園は反対方向なのになんでだろう?帰る途中なのかな? 
と思ったのは覚えているが、そこから約3時間まったく記憶がないんだ。 

気が付いたのは塾の前 
ハッと気が付き(この時は記憶がないなんて思ってなくて、単に無心でチャリ走らせてたかw)位にしか思ってなかったんだが 
中に入ったら先生大騒ぎ 
休む連絡もなく、授業開始にも来ないから家に電話したら出たという。 
しかし来てない。 
探しても見つからない。 
という状態だったそうだ。

不思議なのはこの道中の団地、家から塾まで1本道なんだよ。 
当然、親は団地内の公園や近くの友達にも聞いて廻ったそうだがどこにもいなかったんだと。 

自分としては瞬間移動したイメージに近いんだけど、ボールを取ってと言われて手を伸ばして次の瞬間には塾前にいた感じ。 
結局、勉強が嫌であちこちチャリで走ってる間に遅くなったんだろうと言われたけど 
その後も何度か同じ事があり、塾ではサボリ魔とあだ名がついてしまった。

今でもあのボールと女の子の声が忘れられないんだが、高校でそういう勘の強い先生が学校にいて 
その先生に何も教えてないのに 
「赤いボールで白い線の模様が入ってるの、見た事ある?」と聞かれた。 
まさに自分が拾おうとしていたボールだったので聞くと 
「また遊んでねって言ってるね」「でもちょっと危うい感じがするからあんまり深入りしちゃ駄目よ?」 
だって・・・。 

遊んで欲しくて自分を誘ったんだろうか? 
深入りするなと言われても、ボールが転がってきたのは昔だしどうしたら良いのかは具体的にまったく分からない。 

オチも弱くてごめんな。でも実体験だ。