N745_itabarinominkatogass_TP_V

怖がりではあるけど霊感があるとか靈自体は信じないタイプだ 
中学の時諸事情で引越ししてボロい長屋のうつったんだわ 

親父、俺、姉の3人構成で2階建ての下に親父 
階段上がってすぐの部屋が姉、すぐ横にふすま挟んで俺の部屋ね 
はじめの1,2年はほぼ変わったことはなかった 
ただ階段上がってすぐの場所に何度か違和感を覚えたことがあったんだ

階段上がって部屋に一歩踏み込んだ瞬間にふっと足の力が抜けたり 
軽く肩を押された感じが2,3回くらいあった 
全部昼間だったこともあって疲れてるのか?程度に思ってた 
住んで3年目あたりに見たんだわ 
普段は夜に俺一人になるって事は無くてその日初めて俺だけになった 
姉はよく夜遊びで居ないことはあったけど親父が仕事だかで帰ってこない日があった 
普段は下で飼ってる小型犬を連れて自分の部屋でゲームしてたんだけど夜も遅くなって 
さぁ寝ようかなって思ってボロいせんべえ布團に入ったけどたまにはベットで寝たいなって思い 
姉のベットで寝ることにしたんだよ

電気消してベットに横になって寝ようとしたんだけど犬いるの思い出して 
呼んだんだけど全く来ないわけ、普段呼んだら尻尾振ってすぐ来るのに 
何回呼んでも来ないから起き上がって俺の部屋の方に目を向けた瞬間に 
俺の部屋と姉の部屋の境目、今まで違和感感じた場所に青白い光はなった 
ワンピース?着たおそらく女がたってたんだよ 
目線は犬に向けてるから下の方しか見てないからちょうど足から胴あたりまで 
しか見えなかったんだけどとりあえず!!!???? 
何が起こったのかが理解できなかった

犬呼ぼうと振り返っただけなのに何?! 
そっから幽霊????!!!ってなって金縛り状態 
動かないんじゃなくて究極に力を抜いた状態、動こうと思えば動けたかもしれない 
でも思考がそっちに回らずヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイって目線も反らせず 
女の足付近を凝視してたらスーーッってただでさえ透けてる青白い光なのに薄らいで消えてったの 
その瞬間に犬がダッシュでこっちに走ってきた、おそらく犬も見えてたんだろう 
その後は家の明かりフルにつけて布団にくるまりながらゲームをして朝まで過ごした 
それを見たのはその一回きりで違和感もその日からパッタりなくなった

散々靈は否定的だったのにすごい複雑だった 
まず足あんのかよって思ったしワンピースと青白い光ってテンプレ通りだったのもあれだ 
犬の件がなければ寝ぼけてただけで済ましたかもしれないけどその日から霊に対する価値観は変わった