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数年前、深夜に父が亡くなった。 
来客(田舎なのですぐ親戚が集まり出す)に備えるため 
わたしが一番に自宅に帰った。 

家に着いたのは明け方四時過ぎかな。 
空が白み始めていたから。 

車のヘッドライトが一瞬敷地内を照らしたとき 
いつも農作業をしていた場所に 
父が座ってこちらを向いていた。 
農作業服を着ている父だった。 
すぐ目を凝らしてみたけど居るわけなかった。

仕事でめちゃくちゃ辛かった時 
一度だけ夢に出てきて『頑張れ頑張れ』って 
言ってくれたりした。 

めちゃくちゃ嬉しかった。