SHI65_hanaochibatake20140720_TP_V

婆ちゃんが娘時代の話
父親(俺の曽祖父)が、近所の衆とキノコ狩りに行った

車一台出して、荷台に乗り合って行くことが多かったらしい
キノコや山菜を採って弁当食べて又採って、おやつは帰ってから食って収穫物を分け合う。と言う日程

ひと段落して弁当使ったあと、一度車に戻ろうと言う話になった
車の荷台にはきのこや木の実の小山があった。
ちょうど籠をひっくり返したような山だったそうだ。

でも誰も車に戻ってなんてない。他の集団が入ってても、車を間違えるなんて考えられない

こりゃ今日はもう駄目だ。帰ろう
って話になって、家によらず鎮守の神主に相談に行った。
神主は山の神から村神への贈り物だろうといって神前に供えて祝詞を上げ、全員お払い。
全員で村の祠や地蔵に分配して供えた。翌日酒を一升、山神様にお礼として持って行った

後日きのこはお下がりとして鍋にして、集落全員で食ったそうだ