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母方の祖父母宅に帰省中、おばあちゃんと散歩に行ったのね。
今は車もほとんど通らない山沿いの旧道を歩きながら、しいの実拾ってたらしいんだけど、
急に山肌の方を向いて「違うよ、○○(その子の名前)だよ」って言う。

おばあちゃんが不思議に思ってどうしたのか聞いたら、
帽子被ったオバサンが立ってて「××ちゃんか?」って尋ねられたと。
もちろん、おばあちゃんにはそんなオバサン見えなかったし、誰もいなかった。

家に戻って色々聞くと、どうやら防空頭巾被った女性だったみたい。

今は旧道付近は家もまばらなんだけど、戦前は家がたくさんあって、防空壕もあったとか。
もちろん○○ちゃんは防空頭巾や防空壕についてはまだ幼すぎて知らないはずなんだけどね。

はぐれた子ども捜し続けてるのかも、ってお花供えに行ったらしい。
子どもがいる身としては、悲しいお話。

小学校中学年になってもうそういった類のものを見なくなったらしい。