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小学校高学年の頃、私は図書委員をしていてその頃新設された低学年向けの絵本のみを置く図書室が出来たのでそこの設備を整えたりの仕事をしてました。
仕事に没頭し過ぎて時間が遅くなり残っていたのは私一人。

そこに先生が来て「お疲れ様ーもう遅いから今日は帰りなさい」と声を掛けて来ました。
夕方の4時になっていて慌てて先生に挨拶をして新設の図書室を後にしました。

うちの学校は変わっていて校舎が4棟あり、新設された図書室の校舎と
私の靴がある下駄箱がある校舎が別だったので、渡り廊下を渡って下駄箱のある校舎に戻りました。
渡り廊下を渡りきり校舎に入ると真正面に前からある図書室が見えてきます。

図書室は磨りガラスの嵌った窓とドアがあるのですがちょっとドアの所に通り掛かると一部が磨りガラスでない箇所がありそこから図書室の中をたまたま見たら本棚の間から手招く腕が見えました。
私がん?と思う間にそれは引っ込んでしまいました。
その時よぎったのは私をからかって遊ぶ1つ下の同じ図書委員の女の子でした。

またからかってるのかと腹が立って私は図書室に入り怒鳴りました。

「そういう悪趣味な事やめな!早く出てきなよ!」と怒鳴りましたが、静まり返ってる図書室に頭から冷水を掛けられたような寒気が一気に来てそのまま下駄箱まで走って靴を履き振り返らず学校を後にしました。
後日、その子にその時何をしていたか聞くと「家でテレビ見てた」との模範解答のような答えを聞いて益々ゾゾゾ…