さて、不可解だと思った話ですが、
私が「一人で」、「学校生活以外の目的で」、「鉄道を使う」
この条件がそろうと必ず不気味なことが起こります。
今回はその最たる例なのですが、
大学の体験講義に参加するために地下鉄に乗った時の話です。
乗った車両は珍しく空いていました。
座席の上に封筒のようなものが置いてあったので、
忘れ物かと思い手に取りました。
ただその封筒には人の名前らしきものがびっしりと書いてあって、
中には何かを束ねたものが入っているようでした。
この封筒は呪物で中に入っているのは髪の毛ではないかと直感しました。
地下鉄から降りてすぐに塩を購入し、レジ袋の中に封筒を入れて上から塩をすべてかけました。
そのまま持ち歩くわけにもいかず、申し訳ないと思いながらも近くのごみ置き場に捨てました。
このまま終わればよかったのですが、
3か月後の受験の帰り(行きは母が付き添っていました)に、同じような封筒に出くわしました。
書いてある名前の文字数が違ったので、違う封筒と分かったのですが、構造は同じでした。
この時も同じように対処しました。
一週間後にも別の大学の受験があり、また封筒がありました。
これも同様に対処しました。
その翌日も受験でしたが、その日見つけた封筒はやや古びていて、
中身の髪の毛と札のようなものが見えていました。異臭もしました。
周りの人は気づいたそぶりもありません。
さすがにまずいと思い、庭付き一戸建て住まいの友人に連絡して、
庭を借りて塩釜焼きにしました。灰は川に流しました。
念を入れて、焼く前後で私と友人は塩を自分にかけました。
それからはあの封筒をもう見かけていません。
いったいあれが何だったのかここで聞きたくて書き込みました。
「学校生活以外で」とは、
「登下校や部活動の大会、合宿などの移動以外で」という意味です。
あとちなみに、
私と母が「二人きりで」、「鉄道を使う」ときは必ず困っている人と出会い、
何かしらの手助けをすることになります。
受験の時は行きで外国人の道案内×2をし、帰りで封筒に出くわしています。
封筒を見つけるときはその車両だけ不自然に空いていました。
コメント
コメント一覧 (3)
そこが疑問すぎて、話が入ってこない。
主人公は誰かに恨まれて呪いをかけられている。その呪いを受け持ったのがこの呪物で、主人公の対処は適格だ。最後に呪物の本体が出たところで焼き払っているのは見事という他ない。
コメントする