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小学生の頃の話。用務員さんでUさんという人が居た。
気さくだが変わり者で、校庭を軽トラで移動する時にお経のCDを流しながら走ったりしていた。

Uさんは所謂みえる人で、僕たちに実体験などの怖い話や何処其処にどんな霊が居るかなどを話してくれた。
オカルト好きだった僕はUさんをまるでぬ~べ~みたいだ!と思い、慕っていて、毎日のように怖い話を聞きに行ったり、Uさんが撮った心霊写真を見せてもらったりしていた。

Uさんはご先祖様が山賊で、その犯した罪の影響で視えるのだそうです。
また、自宅も幽霊屋敷状態で、便所に生首が浮いてたり上半身だけの人が廊下を漂ってたりしているらしいです。

そんなUさんから聞いた話で1番印象に残っている話があります。
それは「マンホールおばさん」という話です。
マンホールおばさんは頭にマンホールを乗せ、ボロボロの服を着ていて、小銭が一杯入っているゴミ袋を持っている。
特に何をするでも無く、ただ徘徊しているだけ。
そのおばさんの家が火事になった時に家からそのおばさんの母親のミイラと床を突き破って生えているタケノコが見つかった。
…という訳の分からない話でしたが、何故こんな話が1番印象に残っているのかというと、マンホールおばさんは実在した人だと言われて、僕の住んでいる町にそんな都市伝説的な人が居たなんてスゲー!と思ったから。