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10年以上前、友人と近所の心霊スポットに遊びに行きました。 

10代の頃によくあるノリです。時間は2時か3時頃だったと記憶しています。 

そこにある、実際に人が亡くなった溜池を、友人が当時まだ珍しかったケータイカメラで撮影した時です。

溜池の奥からくぐもった音で「くるしい、タスケテ」のような声が聞こえ、突然友人のケータイの電源が切れました。 

「あれ?あれ?」などと言いながらケータイの電源を入れようとしますが一向に電源が入りません。 

とりあえず諦めて、溜池から離れて歩いていると、突如友人のケータイが鳴りました。 

私と友人は顔を見合わせました。お互い「ヤバくない?」とわかる表情でした。 

おそるおそる友人のケータイ画面を二人で見てみると、着信しているのに何の番号も非通知の文字もありません。 

これは絶対に出てはならない。二人ともすぐにそう思いました。 

しかし、電源が入っていないはずの友人のケータイは鳴り止みません。 

さすがに、10代のノリでも怖くなり、心霊スポットから外に出ると、ケータイは鳴り止みました。

ほっとして、友人がケータイの画面を確認した瞬間、友人の顔がみるみるうちに青ざめていきました。 

ゆっくりとケータイ画面を私に向け、見えたのは「通話中」の文字。 

私も、背中に冷たいものを感じ、全身から血の気が引くのを感じました。 

そして、突然ハンズフリーになり、友人は驚いてケータイを放り出しました。 

放り出されたケータイからは、まるで水の中の様な音と、その音に混ざるようにして「くるしい、、、タスケテ」という声が聞こえてきました。 

私も友人も夢中で走りだし、一番近いコンビニまで行き、そこで日が昇るのを待ちました。 

明るくなってから友人のケータイを回収し、帰宅しました。

帰宅後、すぐに友人の家から電話があり、ケータイを充電しても充電にならず全く電源が入らなくなってしまったとのことでした。 

その日一緒にケータイショップへ行き、修理の依頼をしましたが、 
当時は、修理するくらいなら新規契約の方がオトクというのが常識だったので新しい機種に変更(新規契約)してしまいました。 

後日、また友人と悪ふざけして遊んでいると、高齢の女性が友人に向かって 

「お嬢ちゃんに悪い事教えちゃダメだよ」と言ってきました。 

「はぁ?どこにお嬢ちゃんなんているの?」と言い返すと、 

「ホラ、あんたのシャツをつかんどる」と言われ、本気で御祓いを決意していました。 

あとから色々調べて知ったのですが、その場所では、過去に少女がボートから転落して行方不明になっておりその影響で貸しボートも無くなってしまったそうです。 

そして、未だに少女の遺体は見つかっていないそうです。