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その頃私は朝5時くらいに散歩に行くのが習慣になってたんだけど 
ある日歩いてたら1匹の野良猫にあったんだ。 

凄いやせてて、顔もこけてて今にも死にそうだったけど愛想があってかわいい子だった。 

あいにく食べ物とか持ってなくて「ごめんね」っていってその日は別れたんだ。 

次の日「昨日の猫に会えたらあげよう」と思ってキャットフードもって散歩に出た。 

そしたら昨日あった猫が車に轢かれて死んでたんだ。 

かなりショックだったけど、頭一発で苦しまずに逝けたみたいだから飢えて苦しむよりよかったかも知れない。 

そう思って近くの田んぼの脇に体をよけてやった。

本当は埋めてやりたかったけど、シャベルなんて持ってないし 
人様の土地に勝手に埋めるのも気になった。 

それにその時は田んぼにはシロツメクサがいっぱい咲いてて綺麗だったからちょうどいいかもしれないとも思った。 

で、持ってきたキャットフードとその辺でつんだ花を供えて帰った。 

それから、歩きに行った日は毎日そこを通るたびに声をかけていくようにして行きがかりに花が咲いていればつんで供えてた。 

そんなことを2・3ヶ月?くらい続けてたんだけど仕事が忙しくなってきて歩きにいく余裕がなくなってたんだ。 

そんで昨日の夜中、ていうかさっきなんだけど仕事のこととかいろんなことで家族とちょっともめてしんどくなって深夜だったけど一人で散歩に出た。

最初は近所の神社に参ったらすぐ帰ろうと思ってた。 

でも、なんか気分が晴れなくてそのとき最近猫に会いに行ってないなってことに気がついた。 

私がにゃんこのお墓だと勝手に思ってる場所は家からは若干遠くてちょっと気がとがめたけどなんかどうでもいいやって気持ちになってそこまでいったんだよね。 

で、お墓の前で愚痴言って(心の中でだけど)泣いてしばらくそこにうずくまってた。 

ひとしきり泣いてすっきりしたからそろそろ帰ろうと思って 
「久々に来たのに愚痴でごめんね。またくるね」って(心の中で)いったら後ろからニャー!!!って聞こえたんだよ。 

すごいびっくりしてリアルにちょっと叫んだ。 

周りに猫がいるのかと思って付近を捜してみたけど、いなかった。 

ただの気のせいかもしれないけど、勇気付けられた気がして凄くうれしかった。 

その後も危ない時とかに猫の声が聞こえる事がある。守ってくれてるのかなぁ。