977 : ぴ[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 21:20:21 ID:wz9XoCs4O [3/8回(携帯)]

四年前よく皆で釣りに行ってた。 

まだ春も来ない頃その中の一人に誘われ渓流釣りに行った。 
彼は中でも年長で五十過ぎで、子供がいない。 
帰りの車の中で、


「また今日も叔母から電話来るな!嫌になって来た!」 


と話を始めた。皆居る時は、言う事は無い。 
私は、それで自分を誘ったんだと思った。 

彼が言うには、叔母の所に夜な夜なという程、幼い女の子が出ると言う。


「ボケてんだか…」 


私は、彼や家の事情を結構知っていたので気になった。続‥
 
978 : ぴ[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 21:34:18 ID:wz9XoCs4O [4/8回(携帯)]

>>977の続 

夏になり、私の親友と彼と三人で、彼の生まれた田舎町に行った。 
彼は、まだ墓があるから寄ってみるか、と言い林に入って行った。 

私は驚愕した。墓石は在るものの、その乱雑さに。 
彼や親族は、資産家で外車に乗り、本家の長男である彼の自宅も立派なものだったし。 
父親の十三回忌も大きな寺院で盛大にやったと聞いたばかりだった。 

古い墓石の横に土がやや盛ってたる。荒れていた。 
何かと聞いたら、昭和初期に一歳で亡くなった女の子だと言う。



979 : ぴ[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 21:44:51 ID:wz9XoCs4O [5/8回(携帯)]

>>978続 

私は泣けて来た。何やってんのよ!ゴミ捨て場じゃないの! 

それから年下にも関わらず私は、彼にコンコンと話をした。 
実は彼の奥さんも見てると言う。時代が時代なので土葬だが、今の立派な骨堂に入れてあげるべきと。
 
無神論者の彼は、何故か親類と話し合い墓を掘る事にした。



 980 : ぴ[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 22:07:48 ID:wz9XoCs4O [6/8回(携帯)]

>>979続 

全部終わった後、ホッとしたのも束の間だった。 
一番重要な一歳の子供を入れてなかったという。 

乳児、幼児は、年数が経つと骨は土と同化してしまうので、その場合はそこの土を入れる。 
そう言ったのに彼は、


「業者がもう土だから仕方ない」


と言ったと。私は、可愛い袋を用意し、再びそこに行き、結界を書き、真吾を唱えながら 
素手で掘り続けた。微
かに乗ったと思った瞬間土を握り袋に詰めた。 

素早く結界を消し直ぐ車に乗り、絶対後ろを見ず、寺に向かい彼に持たせた。 

それから女の子は出なくなった。彼には子供が出来なかった。
が、彼自身今も分かっていず。 

遊びほうけてる、女性も泣かせ、堕胎もかなりあったという。今
は、若いお姉ちゃんと付き合っている。 

私は、やる事は、やった。そしてこの阿呆な彼は友人から外した。