579 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/05/11(火) 01:15:27 ID:oDmMwdEa0 [1/3回(PC)]
学生時代(10年くらい前)に車で2時間くらい距離のある場所に住んでいる彼女がいた。 
彼女と会うためには、心霊スポットで有名な犬鳴峠を通る・・・・ 
(ちなみに有名な心霊スポットは、犬鳴峠にある「旧犬鳴トンネル」で、「新犬鳴トンネル」は普通の長いトンネルである) 

その日は彼女と遅くまで遊びすぎて、その帰り道に犬鳴峠を通る際に車の時計を見ると、深夜1:55だった。 
深夜2:00近くって何か怖くって 
「うーん、嫌な時間に、嫌な場所を通るなぁ~」 
って軽く感じたのが印象に残っている・・・

 
580 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/05/11(火) 01:17:44 ID:oDmMwdEa0 [2/3回(PC)]
しかし、彼女と遊んだ帰りは、いつも通る犬鳴峠なので、恐怖感は無かった。 
ちなみに心霊スポットの旧犬鳴トンネルも数え切れないくらい肝試し行ったし、行ったら行ったで、帰りに軽い事故したり(若葉マーク時代なので)、 
いつもとは少し違うタイプの金縛りにあうくらい(金縛りには良くなるほう)で、特別な心霊現象みたいな体験は無かったので、怖いとはあまり思ってなかった。 

が、なんとなく山道に差し掛かった時に、すっげー深い霧が山を包んでいたのにいつもとは違和感を感じた。 
他の道路から帰るには、もっと時間かかるし、「高地だからしょうがない・・」と自分に言い聞かせて、そのまま車を走らせた。 
元気を出すために、小沢健二の「戦場のボーイズ・ライフ」を歌いながら・・・・ 
いつもは若さに任せて、ガンガン飛ばすカーブの多い道だが、いつも少しだけ慎重に走らせてると、目に映ったものにびっくりして、歌を止めて、急ブレーキを踏んでしまった。 



581 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/05/11(火) 01:19:12 ID:oDmMwdEa0 [3/3回(PC)]
路側帯っていうの?休憩したり、後ろから来た車を先に行かすために停車できる場所があって、そこに男の人が立っていたからだ。 
霧の深い深夜に、懐かしいドロップ自転車の脇に彼は立っていた。30歳くらい?の男は作業着を着て、こっちをずっと見ていた。 
作業着は結構な血?が染みていた・・・・ 

「えっ?」っと思って、急ブレーキの他に、それを良く観るために反射っての?車のライトをハイビームのしたのを覚えている。 
「自転車でコケた人?怪我?助けなきゃ・・」って思ってホントに車を止めようとしたが、場所が場所だけに 
「落ち着け。こんな時間に自転車でこんな場所を走る奴がいるわけない・・・・」 
って思って、また車を走らせた。 
また動揺が怖いので、いつもよりさらに安全運転で帰った。 

ネットが普及した昨今、そんなキーワードで検索しても、犬鳴峠にそんな心霊現象は、まったく引っかかってこない・・・ 
あれは、本当に怪我人だったかも知れない。