657 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/08/22(日) 02:00:31 ID:Qvgb4jJvO [1/2回(携帯)]
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六年前学生で夏休みだった頃の話。 
その日はいつもと変わらず夜携帯で怖い話を読みあさりいつものように読みながら寝てしまった。 
寝たら私は朝まで起きないのだがその日はふっと目をさました。 
時計は見えないが部屋は真っ暗。 
何時だ?時計を見ようと体を動かすが、動かない。 
金縛り?初めてでよくわからなかったそして怖かった。 
体がまったく動かず母を呼ぼうと声を出そうとしても「おっ…おっ…」と小さく言えるだけで声がでない。 
指先から動かすといいという事を思い出しやってみると徐々に動いてきた。 

 
658 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/08/22(日) 02:03:07 ID:Qvgb4jJvO [2/2回(携帯)]
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腕まで動いたので一気に体を起こし時計を見る。 

二時五分だった。丑三つ時とか不吉だなーと思いかなり怖かったがその日はそのまま寝てしまった。 
次の日もいつもどおり夜中まで怖い話を読みながら寝てしまった。 
ふっと目をさます。部屋は暗い。時計が見れない。体が動かない。 
またか…と思い体を動かそうとしてると耳元がざわざわしてきて人の声が聞こえてきた。かなりの早口で音量を上げ下げし老若男女いろんな人の声が。 





「ダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレダレ…」 





怖くて怖くてよくわからないお経を繰り返し唱えしまいには謝り続けたごめんなさいごめんなさいと。 
一分ぐらいすぎた頃だろうか。声がやみ息を切らしながらやっと起き上がれた。 
時計が目に入った。 
二時五分。 
もう寝れずに朝までぼーっと座っていた。 
その日から私は寝るときに電気を消せなくなってしまった。 
 
【完】