817 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/09/10(金) 18:00:48 ID:LLa0+hLf0 [1/3回(PC)]
18年前の体験 初レスです。 
私が小三の時に父は建築現場で転落死した。 母との二人だけの生活になり 
悲しんで落ち込む私に一匹の猫を貰ってきてくれた、私はその子猫にチャビと名付けた。 
父のコトは忘れられない、只しチャビのおかげで悲しむことはなくなった。 
とにかくかわいがり、私が帰宅するとトントン・・・と階段を降りてきて足にスリスリ 
しながらついてくる 
ソファに座りテレビをつけるチャビは膝のうえに飛び乗ってゴロゴロと喉を鳴らし 
しばらくするとお気に入りのテレビに飛び乗り毛ずくろい、私の布団で一緒に就寝といった生活がつづいた 

高一の夏、サッカーの合宿で家をあけることになった私は母に「チャビのこと頼むね~」と言い出かけた 
三泊四日の合宿を終え帰宅したがチャビが二階から降りてこない すると母が 
「あんたが合宿に行ったその日 仕事から帰ると家の前で亡くなっていたの ごめんね」 
どうやら車にひかれたみたいだ 母は庭にチャビの墓を作り埋めたとのことだった。 

また母との二人だけの生活になり、 
正直 父の死よりも辛かった テレビを観るたびチャビを思い出す 
そんな生活が一ヶ月過ぎた頃 帰宅し玄関を開けると 

   つづく

 
818 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/09/10(金) 19:04:50 ID:LLa0+hLf0 [2/3回(PC)]
するとトントン・・・と階段を降りてくる足音が なんとチャビであった 私には目もくれず 
そのままリビングのテレビの上に飛び乗り何事もなくいつもの毛づくろい。 
私は「まじかょ!信じられねぇ!チャビ生きてんじゃん!」チャビと連呼しながら 
抱きしめにいった すると近寄る私の顔を見つめて「ニァア」と鳴き 
私の手をするりとかわしてテレビから飛び降り二階へタタタ・・・と上がって行った 
私を避けるような行動に?と思いながら 追いかけて部屋を見るがいない  
外との出入りに使っていた戸窓もしまっている そして庭も探すがいない 
しばらくして、母が帰宅「あんた庭で何してんの?」と聞かれ 
私は「ねぇ チャビ生きてんじゃん 何で嘘つくんだよ!」と母を問いつめたが 
「あんた まだそんなこと言ってんの?高一にもなって情けない 向かいのおばちゃんに聞いてみなさい 一緒にお墓作るの手伝ってくれたんだから」と真顔で言われそこで気付いた。 

母に一部始終説明した 
「あんたが悲しんでる姿みて最期の挨拶にきたんだよ」  
「チャビにまで気を使わせるんじゃないよ」と母の言葉でふっきれた。 
その後はチャビは現れず



820 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/09/10(金) 19:24:33 ID:o0eUDTLU0 [1/1回(PC)]
>>817 
猫ってさ犬のように従順ではなけれど、飼い主の寂しい気持ちを 
敏感にキャッチして寄り添ってくれるよな。 
死してなお、と思うと健気で泣けてくる。 
チャビに、本当に信頼されて好かれてたんだと思うよ。



823 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/09/10(金) 21:10:47 ID:LLa0+hLf0 [3/3回(PC)]
>>820 
そう言ってもらえると すごくうれしいです。 
今でもチャビのことは思いだしますね  実家に帰るたびに 
心の中で「こい!チャビ降りてこい!スリスリしてこい!」と思ってしまいます。(笑)