864 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/13(土) 22:35:21 ID:JX/HfxSU0 [1/1回(PC)]
戦後すぐの話 

山へ薪拾いに行った男が、思うような量が集まらないので森の奥へ奥へと進むと、ぽっかりと開けた場所に出た 
中央には子供の背丈ほどもある石の棚があったので、そこによじ登って弁当を食べようとすると、森の奥から何やら草をかき分ける音がする 
音の方向を見ると、3m近くある大男が現れた 
毛皮を纏った大男の顔を見ると、額に大きな一つ目 
男が驚いていると、大男は「煙草があったらくれんか?」と問いかけてきた 
恐る恐る1本渡すと「紙巻きとはハイカラな」と言い、腰のほくち箱で火をつける 
隣に座り一服する大男に、つい好奇心から「どこから来たのか」と問いかけると 
「お前たちが足を踏み入ることもない森の奥から来た、久々に遠出をしてしもた」と笑った 
2時間程取り留めのない話をした後、お互い別々の方向に別れた 
「あれから何度も山に登ったが、それから一度も大男にはあわなんだ」 
今年で90歳になる老人はそう言って話を終えた

 
865 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/13(土) 22:43:09 ID:T+F8rqF20 [2/3回(PC)]
山の神との束の間の邂逅か、いい話だ。 

しかし、山の民は一つ目が多いな。



866 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/13(土) 23:34:28 ID:ytZpmX/b0 [2/2回(PC)]
動物(広い意味)で一つ目は思いつかん、二つを越えるものはいっぱいあるのに。 
ということで今思いついた俺の想像では、 
実は裏側にもう一つの目がある)キリッ



867 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/13(土) 23:48:58 ID:6kvaRDX4O [1/1回(携帯)]
きっと目が一個しかないから目がふたつあるやつらに山奥に追い払われちゃったんだお… 



868 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/13(土) 23:50:52 ID:T+F8rqF20 [3/3回(PC)]
>>867 
切ねえ…。



869 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/13(土) 23:57:30 ID:pADi5H1B0 [1/1回(PC)]
よく分からないけど、目が二つってのは、視野を広くとるためだとしたら、一つ目さんは魚眼の様に世界が見えてるのかな?それとも、脳が補正して歪みがないのかな?



870 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/14(日) 00:07:12 ID:TtZHlR2WP [1/2回(p2.2ch.net)]
山ノ神が一つ目なのには太陽神の変形だと言う説と(一つ目は太陽をあらわす) 
産鉄の民(サンカもこれに含まれるのかな?)が鍛冶師なため、 
片目、片足だと言う説が根強い 
(片目で炎を見、ふいごを片足で踏むため悪くする) 

ただ、そんな知識もない人たちが見続けてるんだから 
山という聖域には何かが存在してるんだと思う