1 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/24(日)19:10:56 ID:yCB [1/7回]
俺は今、霊媒師(名前は伏せさせてもらう)の助手をやっている

だが4日程前に見た夢の中では
俺はその先生の元を離れ、独立して霊媒師の仕事をやっていた
俺は一般的に霊感だとか霊力と呼ばれる類のものは霊媒師をやるには不十分で
助手をやる程度なら出来ても自分で祓える霊なんて限られている
入念に準備して思念の弱い浮遊霊を祓えるとかそんな程度だ

そんな小物霊媒師の俺はその夢の中で1つの仕事を引き受けていた


2 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/24(日)19:16:15 ID:yCB [2/7回]
依頼内容としては
「霊が小石を投げてくる」
というような内容だった

正直、依頼者の思い込みか何かだろうから適当にそれっぽい事をやって金を貰って帰ろう。そう思っていた

依頼者の家に到着しても、特に何も感じない
その時既に俺の頭の中では完全に「依頼者の思い込み」という方向で考えがまとまっていた



3 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/24(日)19:21:56 ID:yCB [3/7回]
家のチャイムを鳴らすと
数秒程度で依頼者が出てきた

依頼者は、少しやつれていたもののそこそこの美人だった
「あの、依頼を引き受けた〇〇ですが」
「あぁ……とりあえずあがってください」
「はい」
と、まぁそんなやり取りをして
中に入りリビングで話を聞く事になった



4 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/24(日)19:27:08 ID:yCB [4/7回]
話は依頼内容と変わらず
霊が石を投げてくる、というものだった
新しい情報としてはそれが大体30分だとか50分ごとに起こるという事

「あまり思い詰めてはダメですよ、霊なんてのは死者の残りカスのようなものです。なら生者の魂の方が強いというのは当たり前の話でしょう?」
本当は魂が強いとか弱いとかそういう問題では無いのだが
俺は依頼者の思い込みだと結論付けていたから
とりあえずあらゆる方向から「大丈夫だ、気にする必要はない」といった趣旨のことを話し続けた
5 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/24(日)19:28:30 ID:yCB [5/7回]
何故さっきの言葉だけ覚えていたかというと
その言葉を言った後に
俺の背中に

コツン
と、小石がぶつけられる感覚があったからだ



6 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/24(日)19:32:22 ID:yCB [6/7回]
その瞬間なんとも言えない
特有のねっとりしたような不愉快な空気が部屋中に広がり始めた
俺は瞬時に
これは俺の手に負えない、と判断した
そして
何故気が付けなかったのか、なんであそこまで霊を挑発するような事を言ってしまったのか、後悔した



10 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/29(金)22:51:24 ID:EPg [2/11回]
で、その不愉快な空気の中心になってる存在がゆっくりと俺に近づいてきたんだ。

首が異様に長い女だった。
そこまで醜女というわけじゃないが妙にでかい鼻とにやけた口元が顔全体に下品なイメージを漂わせていた。
そして俺の背後にぴったりとくっついて
その下品な顔で俺をじっと見つめてきた。



11 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/29(金)22:55:31 ID:EPg [3/11回]
そして首をくねくねさせながらひととおり俺の顔を眺めた後
ゆっくりと、何処かに消えていった。

緊張感から開放された俺は、依頼者に
「俺の手には負えません。私の師匠に頼みましょう」と言った。
でも依頼者は一言も喋らない
「じゃ、じゃあ先生に電話をしてみますので……」



12 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/29(金)22:57:15 ID:EPg [4/11回]
そこで依頼者が口を開いた
「まだ、終わってない」

何の事かわからず質問しようと口を開いた時

さっきとは比べ物にならないくらいの不快感と恐怖が襲ってきた。



13 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/29(金)22:59:23 ID:EPg [5/11回]
恐怖に包まれながらも
俺は先生に伝える情報を少しでも増やそうと後ろに振り返った

そこには、顔の真ん中にぽっかりと穴があいた
やせ細った女が立っていた



14 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/29(金)23:01:06 ID:EPg [6/11回]
その女は俺に近付いて来て、俺の頭をまさぐり始めた
息の詰まるような
濃密な恐怖の時間だった

でも何故か頭をまさぐられている内に
恐怖が消えて、何故か気持ちが落ち着いていった



15 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/29(金)23:03:08 ID:EPg [7/11回]
自分でもよくわからない
でも、そこで俺は何を血迷ったか
先生に電話もせず、家に帰ったんだ

そして、何事も無かったように寝た
夢の中で。



16 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/29(金)23:04:59 ID:EPg [8/11回]
そして起きたんだ
窓をバンバン!と叩かれる音で。
窓を見ると
あの首の異様に長い女が
真っ赤になってこっちを睨んでた。

俺はそれを無視して寝た

そして起きた。本当に



17 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/29(金)23:06:08 ID:EPg [9/11回]
以上が夢の内容だ

稚拙な文章ですまんな
なるべく伝えようと文章を考えたんだが



18 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/29(金)23:09:21 ID:EPg [10/11回]
んで、俺は後日、先生に話を聞いたんだけど
先生曰く
「お前の霊感のレベルで予知夢を見た、という事はよほど“確定された運命”だって事だ」
と言っていた。

まぁ予知夢じゃないのかもしれない。
でも、心の何処かには留めておく必要があるのかな、と俺は思った。



19 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2016/01/29(金)23:10:03 ID:EPg [11/11回]
曰く、と言っていた、じゃ意味が重なっちゃってるな
最後ぐだぐだでごめんよ。