113 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:16:54 ID:TKp9YLmh0 [1/4回(PC)]
はじめて投稿いたします。30代後半の会社員です。 
別に家系に霊能者も神社やお寺関係者もおりません。 
母方は漁師の一族だった過去から信心を持っている親戚が多いですが、 
私から見ればいわゆるカルト系に見えます。 
父方はそこそこの規模の藩の家老だったという家で、中堅よりは上程度の武士の家系。 
でも戦争中に没落し、甲冑やら刀剣やらは戦争中の収容により 
単なる金属としてお国に持っていかれたそうで、な○でも鑑定団にも出れない感じ。 
そんなごくごく普通のサラリーマン家庭に育った団塊ジュニアです。 

2ちゃんねるはオカルト板以外はあまり見ていないため、 
何か不備やルール違いがありましたら、ご指摘いただければ幸いです。 
一応、注意書きらしきもので見つけたものには目を通していますが、 
2ちゃんねるの常識的なものは熟知できていません。 

ついでに、私自身は「シャレにならん」と思いましたが、 
あまり面白くなかったり怖くなかったらすみません。先に謝っておきます。 
スレ違いだったらすみません。 

私が育ったのは長野県松本市。 
当時、私はまだ小学校の高学年でした。 
私はその日、何の用でかは忘れましたが、理科室で2,3人の友達といました。 
(そのとき一緒に残っていた友達の名前はもはや思い出せません。) 
夏場で陽が長いため、教師も特に気にせず、日が暮れるまで 
グランドや体育館で子供を遊ばせてくれるような学校でした。 
ちなみに校舎は工の字型並びの3階建て。 
ならびは工の字の真中の大廊下と昇降口をはさんで、右がそれぞれの1~6年のそれぞれのクラス。 
左側が理科室、音楽室などの特別教室です。 
特別教室はクラスの方より窓が大きくて開放的な作りになっています。

 
114 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/11/21(日) 00:18:35 ID:TKp9YLmh0 [2/4回(PC)]
113です。文字数制限にひっかかり3分割しました、すみません。 

私はふと、理科室の向かい側の校舎(音楽室があるほう)に目を向けました。 
別に視線を感じたわけではありません。本当にただふと目を向けただけ。 
それが、一瞬、空が黒くなったように見えて、びっくりして二度見しました。 
すると、向かい側の校舎の窓ガラス一面に、人の顔のようなものが見えました。 
こちら側の校舎にいる児童や教師の姿が映っているとも思えません。 
窓は1枚が縦180センチ、横90センチです。 
その窓いっぱいのサイズで顔が映っているのですから。 
「ねえ、あれ見える?」 
こわごわと、一緒に片づけをしていた友達に声をかけて向かい側の校舎を指差したのですが、 
「ん? なんだだ? 音楽室?」 
「なにか面白いものあるだ?」(松本弁のまま。) 
と、誰にも見えていないようでした。 
そんなバカな。 
愕然としながら、しかし目を反らせずにそのまま見ていると、窓に無数の顔が浮かび始めました。 
苦悶の表情、恐怖の表情、悲痛な表情、男も女も子供も老人も。 
たくさんの顔があらわれては消えていきます。まるで通り過ぎていくかのように。 
そして、ふっと、それらの顔は消えていきました。 
時間にしてはほんの数十秒だったと思いますが、私は身動きもできず、 
何が起こっているのかも理解できませんでした。 
横にいる友達に今見たことを話しても、笑われるか嘘つきだと思われるだろうと思い、 
そのときは何事もなかったかのように、作業にもどりました。 
自分の手が震えているのも、じっとりと汗ばんでいるのも、見ないふりで。