843 : 黒猫3/3[sage] 投稿日:2012/02/17(金) 16:45:18.06 ID:cmJ5xHrv0 [4/7回(PC)]
今度は俺と妹が顔を見合わせる番だった。 
「絶対、そんなことない!抱いた感触、喉を鳴らす音、全部覚えてるし!」 
「そうそう!いつもリビングの床で寝てたじゃない!」 
俺と妹が口々に言うと、親父はからかわれてると思ったのかちょっとムッ 
としたような顔をした。お袋が見かねて呆れたように口を挟んだ。 
「○○町のアパートはペット禁止だったよ。飼えるわけないでしょ」 

絶句した。 
両親の顔を見るととてもウソをついているようには思えなかった。 
妹も混乱しているようだったが何かを思いついたように、 
「兄ちゃん、アルバム!昔のアルバム!」 
そうだ、親父は昔からカメラが趣味で、俺と妹の成長記録の写真は山ほど 
実家にある、1枚でも写っていれば勘違いしているのは両親の方とわかる。 
屋外の写真には目もくれず、部屋の中で撮った写真を片っ端からチェック 
した。それでも100枚以上はあったが、全部見終わって背筋が寒くなった。 
本当にくーたんの姿は1枚の写真にも写っていなかった。 
妹も顔色が変わっていたが、それでも自分は小さかったから、何か勘違い 
したんだろう、と自分に言い聞かせているようだった。 

だが俺の方は引っ越し当時10歳を越えていた。 
他の記憶は全部ほぼ正確なのに、なぜ黒猫だけ混乱(?)しているのか? 
(しかも小さい子供とは言え、妹という証言者もいる) 
絶対ぬいぐるみとかじゃない、重み、感触、音、匂いまでリアルに覚えている。 
毎日玄関先まで迎えにきて、遊んでくれた、あの黒猫は何だったんだろう? 

長文申し訳ありませんでした。


844 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/02/17(金) 16:51:53.79 ID:A/awSoaW0 [1/1回(PC)]
>>843 
その○○町のアパートに行けばまだ居るんじゃない? 
会ってきなよ



845 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/02/17(金) 17:00:09.02 ID:k4UNB6Nf0 [1/1回(PC)]
次元の狭間に呑み込まれた 
くーたん