pp_sabitataiya_TP_V

友達の妹のクルマの速度計の真ん中に、鏡のような金属球がついてる。 
この金属球が実は、新車の時から曰付きの品物。 
車種は、スズキのアルトの薄い赤紫色の軽四の某車種とだけ伝えておく。 

この金属球はたまに、死相が映る。 
そこで慌てず、鏡面に映ったような姿にならないためにはどうするか考える。 
そして、そういうふうに運転する。すると、映りが正常に戻る。そうなりゃ、生きて帰れる。
以前、隠し撮りのための高価な小型カメラ(カメラの型と偽装ツールは教えない)を体に着けて 
わざと「ほぼ縦列駐車の間合いで車線変更(時速60km台で)」「高速で130km台(この車の最高速度は140)」をやって 
死相を映した。でも、死相が映ってた時間帯も鏡面には普通の俺が映ってた・・・。 

死相は友達の妹だけじゃなく、友達本人とご両親も見たことがある。 
あの金属球がどうして、あんな機能を持つ(?)のか知らない。 
古美術の世界で「上古刀の一部には、そうやって持ち主に危険を知らせる物があった」という話がある。 
でもその刀の話だと、人が歪んで映るだけで避けるべき死因なんかわからないんだ。 

ちなみに、始めてその事態に遭遇した妹さんは事故りかけるほど動転したそうだ。 
あのクルマに、エンブレムのような兎が宿ってるのかウサちゃんが敵か味方なのか・・・尽きない謎の全てが不明。 
今のところ、非常に怖い話となります。

仕様とは言え、死相を見た日に生還してエンジンを切ったときに「See You!」って出たらびびるよ。 
二回も乗り、しかも二回目で高速に乗った俺もどうかと思うがw 

あの車は動作の一つ一つが、果たして仕様通りなのかという怖さもあります。 
妹さんに合掌。ウサギの足をラックチャームと呼ぶ向きもあるし、良性の超常現象だと信じてあげたいが。 

ス○キの代理店の前を通ると「知人の車でたまに変な物が映るんですが、これはニュートリノですか?」等と 
訊きたくなるがGoogleだってあんな車を作るのは100年かけようがムリだろう。