003SAYAKA1205_TP_V

耳抜き、という言葉をご存知だろうか。

水中に潜る際、鼓膜に圧をかけて破れるのを防ぐ方法だ。
ダイビングの基本として習う技術である。

もし耳抜きをせず、深く潜ると鼓膜が破れてしまう。
水中で鼓膜が破れた人間は一瞬で上下の感覚を失ってしまい、
自分が潜っているのか、浮き上がっているのかの感覚もつかめなくなってしまうそうだ。

なので、鼓膜が破れた人は、激しい痛みと、上下の感覚が無くなったことにパニックになってしまい
水面にあがろうと必死にもがく。
しかし、上下の感覚がないためさらに深く、深くに潜っていってしまうことがあるそうだ。

その様子はまるで何者かによって水中へ深く引きずり込まれていく様に見えるらしい。