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つい最近の事なんだが、何年か前に山の中で撮った写真が変だった 
子供が2人写ってる写真なんだが、どう見てもその片方に沢山の手の形をした影が巻きついてるみたいにしか見えなかった 
だけど昔はそんなの見えなかったのを覚えてる 
あと、それを見たらものすごく気分が悪くなった

たまたま部屋の掃除のときに見つけたアルバムで見かけたんだが、その場で掃除をやめてとりあえず近所の寺に行ってみる事に 
だけど相談しにいったら顔を見ただけで「うちじゃ無理」みたいな対応 
それで紹介された別の寺に行ったらどうもその写真は「本物」だったらしい 
俺もお払いしてもらって、写真は残念ながら思い出のアルバムごと焼却する事に

で、詳しい話を聞いてみるとその子供が山の神様かその類の強い霊に魅入られてるらしくって、たぶん10歳まで生きられないんじゃないかとの事 
その話を聞いて、お払いまでしてくれた坊さんの前で申し訳なかったんだが、どうしても我慢できずに吹いてしまった 
「こいつ、今も生きてます。これ、隣に写ってるの俺です」 
本当はそいつすごく背が低くて子供のころは実際より年下に見られてたの思い出して吹いたんだが(ちなみに写真撮ったのは小6の夏) 

なんか似たような話あったもんだから、もしかしてこいつも何か凄いもん憑いてるのかって思ってその後も話したのが間違いだった

その友人はそこらに昔からいる一族の家系なもんだからもしかしたら知ってるかなって思って坊さんに名前を言ってみたら 
「ああ、あそこの息子さんか。じゃあ仕方がないな」 
って何か納得した感じ 
話を聞いてみたら何でも「古い強い霊でも逆に祟るような呪いを抱えてる」そうで 
ちょうどその写真を撮る1年くらい前に俺らより年下の女の子が「呪いに失敗した」って泣きじゃくりながら相談しに来たらしい 
その時に呪う筈だった相手が問題の友人で、その子は何かしらの呪いの手順を踏んだ上でよくある動物とか人の体の一部の代わりとして自分自身で首を吊ったそうだ

だけどその友人も生きてるし、呪ったって子にも呪いが返ってる感じも無い 
だから失敗したんだろうって事で放ってたらしいんだが、誰かの葬式でその友人が寺に来た時に「それ」を見たらしい 
女の子の呪いはある意味失敗していて、だけどある意味成功していて、その友人自身が呪物の代わりになっていたそうだ 
コトリバコの話の箱とか、リョウメンスクナとか、この板だったらそういった類のものって言えばわかりやすいかも 
奥に引っ込んではいるが、抑え込まれている感じもない

危険なのはわかるが敵意は感じられず、また対処できる代物でもなかったらしい 
結果的にそれは「悪いものを払っている」との事で放置しているらしい 
あっちでどういう理由でそう判断したのかはきいてない 

だけど俺はその友人とトラブル起こした連中の家族が急死してるの知ってたから、本当に安全なもんなのかって疑問に思った 
あとガキの頃から隣にいた奴がそんなもん抱えてたって知ったら気分悪かった