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サークルで一緒になったA子。自称すごい怖がりで(バンジーとかは平気でやってたけど)
肝試し系イベントには絶対参加しなかった。 

ある時先輩が建前上は花火、実際は肝試しに連れ出しにかかった。 

現場に近づいた車の中でA子が痙攣してうわごとめいたコトを言いはじめた。私はその直前に
A子が携帯をマナーモードにするのを見ていたので演技だろうとは思いつつも、
先輩のやり口がイヤだったので泣き演技を入れながら「何かヘンですよ、帰りましょう。」と 
叫び続けたので諦めて帰ることになった。 

A子は街まで戻ってくるとケロリとしていたが、別れ際に

「私子さん、ありがとう。眠る前にグラスに水を注いで南窓のとこに置くとラップ 
音は止むわよ。」

とポツリ。

えぇ?!

私部屋のラップ音のこと誰にも 
話してないのになんで? しかも水置いたらホントに止まるし・・・。 

A子に再び会った時その事を聞いたらあからさまに話題を変えてきたので
私も深く追求しなかった。 

A子はその後も肝試し系はパスし続けたが「見える」とかいった話は一切しなかった。
オカルト興味無し~という立場で卒業まで過ごした。 

卒業してA子とは縁が切れたが「私、見えるんだ~」とか言った話を聞くと
今でもA子のことを思い出す。そしてあの時の車中でのA子の痙攣とうわごとは本当に演技だったのか、
もしあのまま肝試しの現場まで行っていたらどうなっていたのか・・・と今でも考える。