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実は半年ほど前に単独で交通事故やって、ちょっとヤバかったんだよね。 
意識が戻るまで三日ほどかかったんだけど、その間に夢みてて、それが 
電車に乗ってる夢だった。 
電車っつうか、座席は新幹線みたいな感じだったけど。

気がついたら事故った時の服装で新幹線に乗ってて、あれ?と思ったんだわ。 
確かさっきまで車に乗ってたよな?あれ??みたいな感じできょろきょろしてたら、 
車両のドアが開いて車掌らしき人が姿をあらわした。 
ちなみにこの時、乗ってたのは自分ひとり。 
車掌はこっちに近づいてくると 
「まもなく○○駅(ちゅうゆう?とか聞こえた)に到着いたします。 
5分ほど停車時間がございますが、 お 客 様 は 下車なさらないよう 
お願いいたします」 
って言われて、ちょっと怖かった。

無表情でなんか人形みたいな若い車掌が怖くて、若干ビビりながら 
「は、はい」とか返事した。 
するとしばらくしてほんとに停車して、ドアが開いた気配がした。 
窓から駅のホームは見えるんだけど、なんかすっごい霧がたちこめてる感じ。 
でもよく見るとその霧の向こうに誰かが立ってて、じっとこっちを見てるのがわかった。 
すると車掌が「失礼します」といって、日よけをさっと下ろした。 
まもなく「発車いたします」のアナウンスが流れて、あっ動いた、と思ったら 
意識が戻った……という流れ。 

書き忘れたけど、ホームには人いたわ。 
車掌と同じ制服なんだけど、白いの着たのが。 
顔は確かにそっくりで、自分も双子かと思った。 
霧の向こうでこっちを見てたっぽいのは、また別の何か。 
ぶっちゃけ目があったと思った瞬間、背筋が凍ったので、まともに見なかったけど。 
黒い車掌が日よけを下ろす直前、白い車掌がこっちに向かって 
なんか旗振ってた。旗の色も白かった。