misoonigiriIMGL4406_TP_V

私が小学3年の夏、出羽三山に登った

家にふらりと来た「首からデカイ数珠」をまいた坊様が、お昼時に入ってきて
おふくろが何気なしに「おむすびとお味噌汁」を出したらしい

坊様が帰るときに「お宅の坊主、絶対に恐山に行かせるなよ そのかわり月山へつれていけ」とおふくろが言われたらしく、それを聞いた親父が何故か連れて行ってくれた

色々用意をする中で、今考えれば必要ないけれども、親父がうれしそうに
「これを腰に付けて行け!」と登山ナイフを買ってくれた

黄ばんだ写真に誇らしげに、腰にナイフを付け、ふもとで買ってもらった
山伏が持つような棒を持ち、写真に写ってる自分がいる

30で親父を亡くしたが、その時のナイフは俺の息子に受け継がれています
息子は「じいちゃんのナイフ」と呼んでいる