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高校の頃大会の下見で山に行ったんだ。
テン場は石の多いキャンプ場で、石よけながら設営してたら、
石の下からなんか出てきたんだよ。

竹べらを削った人形? みたいなモンで、
頭には笑った顔、胴には何か字がびっしりと墨で書いてあった。

いつだったか博物館で見た、形代(呪いをかけるための人形?)にそっくり。
気味悪くてそれも石と一緒に避けたんだけど、
夜になっても人形を避けたその方向が気になって仕方ない。

幸い何事もなかったけど、未だに覚えてる。

山には何か「思い」みたいなモンが確かにあるんだなと妙に実感した。