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ある高校のワンゲル部が雪渓を登っていたときのこと
雪渓の真ん中を登っているとき、突然上のほうから「ピィーーー」と聞こえた

どうやら笛の音のようだ
笛の音に気付いた部長が皆を止めた

その直後、皆のすぐ横を大きな岩がボコリボコリと不気味な音を立てて滑り落ちていった

岩が風を切る音が聞こえるほど近かったそうだ
もう少しでも進んでいたらパーティーを直撃していた

山頂についた彼らは驚いた
彼らの前を歩いている登山客は一人としていなかったからだ

山頂の山小屋の主人も今日の客は彼らが初めてだという
山頂にある祠には念入りに手を合わせたそうだ