NS525_asuwomiruamagaeru_TP_V

小学生の頃の話です。
当時僕たちの間で流行っていた遊びがありました
2時間目と3時間目の間の少し長い休み時間に急いで校庭へ行き、カエルを捕まえます。

捕まえたカエルを木の枝で串刺しにして砂をまぶし、陽のよく当たる場所に放置します。

昼休みになる頃にはカリカリに焼けたカエルの串刺しが完成するという、
今思えば残酷な遊びをしていました。

ある時、友人が知的障害のある同級生を連れてきていっしょに
カエルの串刺しを作ることになりました。

真夏の校庭にはたくさんのカエルがいて、いつもは1匹だけを串刺しにしていたのですが、3匹まとめて団子のように串刺しにしました。

昼休みに確認するとカリカリに焼けていて、いつもより達成感があったのを覚えています。

ですが、子供の飽きは早いものでカエルの串刺しはだんだんやらなくなっていき、教室で
将棋をすることが流行るようになりました。

その頃です、担任の先生がみんなの前で言いました。

校庭に大量のカエルの串刺しがある、誰か知らないかとの事でした。
しかし、今は僕たちの中でカエルを串刺しにして遊んでいる人はいないと思っていたので
驚きました。
校庭に確認しに行くと、砂場にしっかり3匹連なったカエルの串刺しが無数に突き刺さっていました。

犯人はあの知的障害の子でした。
障害のある人のクラスはまるまる1時間校庭の散策などの授業があり、そこでたくさんのカエルを集めて串刺しにしたようです。

オチはありませんが、子供ながらに恐怖を感じました。